大河ドラマ 視聴率

大河ドラマの視聴率と裏番組

歴代の大河ドラマのこれまでの最高の平均視聴率を記録したのは、1987年放映の渡辺謙主演の「独眼竜政宗」(39.7%)であり、次の年の中井貴一主演「武田信玄」(39.2%)がこれに続いています。

 逆に平均視聴率が最低だったのは、1994年の三田佳子主演、日野富子というどちらかというとマイナーな歴史上の人物を描いた「花の乱」(14.1%)です。

 近年平均視聴率30%を超えるような人気ドラマは出ていませんが、NHKの朝の連続テレビ小説やプロ野球巨人戦ナイターのようなほどの顕著な視聴率の低下傾向までは、大河ドラマには認められてはいません。

 2000年以降、20%以上の視聴率を安定的に獲得しているのは、「利家とまつ」、「功名が辻」、「篤姫」といった女性が主人公となった”女の大河”である点が特徴となっています。特に「篤姫」は1996年の「秀吉」以来の高い視聴率となりました。

幕末モノは視聴率の数字が大きく取れないという説があります。
その原因は情勢が複雑で視聴者が把握しづらいからであるとよく言われます。この点を「ほぼ主人公ひとりの視点に絞る」「周辺とのホームドラマに徹する」という形でクリアして、ヒットした例が「篤姫」とも言われています。

NHKの大河ドラマに対抗して、民放各局は大河ドラマの同時間帯である日曜夜8時台にも数々の番組を制作してきました。その中ではそれなりに拮抗した人気を博した番組もありました。
なかでも『コント55号の裏番組をぶっとばせ!』は裏番組、すなわち「大河ドラマ」(当時は『天と地と』)に打ち勝とうという、そのものずばりのタイトルの番組でした。
この『裏番組を─』は高視聴率を獲得し、「大河ドラマ」を視聴率的にも破ることとなります。しかし、同番組での野球拳のコーナー企画が、当時の世間で低俗として指摘され、わずか1年間で番組は打ち切られました。

他にも『ニュースバスターズ』などCMや出演者の発言で「大河ドラマ」を意識している番組もありましたが、そういった裏番組の中で通常番組において視聴率として「大河ドラマ」を上回ったものは数少ないです。

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