
大河ドラマの題材は毎年異なりますが、基本的に日本史に基づく歴史物であり、その物語の舞台背景も、その都度、全国各地に拡がり、特定地域がクローズアップされる結果になります。
その毎年変わる大河ドラマの舞台として採りあげられる地域で、自治体や地元経済団体等が地域活性化を図るケースは多くあります。
例えば2002年の『利家とまつ』が高視聴率を博したことで石川県の観光振興に大きく貢献したといわれてています。
また滋賀・京都・大阪がドラマの舞台になると、京阪電気鉄道が8000系(0番台)や9000系などを使用してラッピング電車などを走らせるなどして積極的にPRされます。
毎年秋に各地で開催される「大菊人形展」はこの大河ドラマをテーマにするケースが多くあります。
長年京阪電気鉄道がひらかたパークにて開催されるひらかた大菊人形は特に有名でしたが、技術者の高齢化や後継者の不足などを理由に2005年の『義経』をもって終了しています。
しかし、市民からの復活の要望、またひらかたパークの所有者・京阪電鉄が創業100年を迎えたのを記念して2010年の1年限定で龍馬伝を題材とした菊人形展を開催することが決まりました。
青森県八戸市で8月に行なわれている八戸三社大祭には、2005年から大河ドラマの出演者が中日の合同運行に参加しています。
その年に放送されている主人公にゆかりのある地方自治体がNHKとのタイアップで展示会やフェスティバルを開いており、その経済効果は大きくなっています。
そのため、大河ドラマの題材がどのような地域を背景にする物語が採用されるかが注目されて、当該の地域には振興策として期待もされるようになっています。
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